- 歯に黒い点のようなものがあります。虫歯なのでしょうか。
- 黒いものが何でも虫歯という訳ではありません。食べ物が歯に付いている場合もあります。また、歯には虫歯ができやすい場所があります。①かむ面 ②歯と歯の間 ③歯と歯ぐきの境の3ヶ所です。これらの場所が黒い場合は虫歯が疑われますので、当院での検査をお勧めします。
- 歯の裏面に色が付いています。
- 歯の裏面に付いている色は、タバコのヤニや茶渋等の色素の沈着であることが多いです。歯磨きでは取れないことが多く、歯科医院でのクリーニングできれいになります。当院では、クイックジェットやユリーという最新の歯面清掃器具を導入しており、効果的かつ効率的に着色を落とすことができます。
- 歯に穴があいているのですが。
- 虫歯になっている可能性が高いと思われます。穴が開いていても痛みが出ない場合もありますが、入口は小さくても虫歯は中でかなり進行していることが多いです。これは、中の象牙質という組織が、表面のエナメル質という組織に比べ、とても軟らかい性質のためです。また、詰め物が取れたり欠けたりしてしまっている可能性も考えられるので、すぐに受診してください。虫歯が進行して大きな穴が開いている場合、歯の神経の治療が必要になることもあります。
- 虫歯の治療回数はどれくらいかかるのでしょうか。
- 虫歯の進行度は要観察のものを含めると5段階に分類されます。進行度により治療回数と治療方法が変わります。初期~中等度のものであればプラスチックの詰め物で1回で完了します。中等度で虫歯の範囲の大きなのものであれば、歯の神経を保護する材料を置いて経過をみたり、型を取って、金属等の詰め物やかぶせ物をセットしなければならなくなるので、2回ないし3回の治療回数がかかります。神経を抜かなければならない場合は根の治療や土台を作る治療が加わるため、さらにその分、数回の治療が必要となってきます。最終的なかぶせ物もクラウンと呼ばれる大きなかぶせ物になることが多いです。
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